「笠間の栗」が茨城県内初の有機JAS認証を取得
当社の借受ほ場で栽培する「笠間の栗」について、2025年9月24日付で茨城県内初の栗の有機JAS認証を取得しました。認証対象のほ場は合計18.17haで、日本一の面積です。
認証により市場での明確な差別化が可能となるため、当社は「笠間の栗」の高付加価値化を目指して取り組みを進めてきました。
今回の取得は、耕作の継続が難しくなった農地を当社が借り受け、土づくり・除草・選別・保管まで一貫した体制で品質管理を行ってきた成果です。地域の生産資源を次世代につなぐとともに、環境にやさしい農業を実現します。
今後は、認証ほ場の運用改善や、有機資材の最適化、収穫後の取り扱いの標準化などをさらに進め、「笠間の栗」のブランド力強化と安定供給を図ります。あわせて、市場における販売価格の上昇につなげ、生産者・地域・消費者の三者にとって持続可能な関係を構築してまいります。
有機JASとは
農林水産省の定める基準に基づき、登録認証機関が生産方法や管理体制を審査し、基準を満たした農産物に付与される公的な認証制度です。消費者にとって“有機であることの確からしさ”を示す指標であり、生産者にとっては信頼・差別化・継続的改善の枠組みとなります。